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トーマス シュヴィビンガー醸造所

ラインヘッセン地方のライン川の畔にあるニアシュタインの家族経営の醸造所。
シュヴィビンガー家のワイン醸造に関する歴史は1648年まで遡る。
何世代にも渡りぶどうの栽培からワインの醸造まで全て手作業で行われている。専門的な管理のもと地下貯蔵室では白ワインだけではなく赤ワインも、気品のあるワインが熟成されている。そんな伝統あるシュヴィビンガー醸造所では現在世代交代が行われていて、伝統的な経験に新しい考えと知識が取り入れられている。
息子のモリッツは大学で経済学を勉強する傍ら、家業であるワイナリーを手伝った。その時はまだワイン醸造家としての将来をまだ思い描いてはいなかった。
大学での学業を初めて2年程経ったある日、彼は家業を継ぐ事を決心する。
大学卒業後、フランケン地方ヴュルツブルクとプファルツ地方ダイデスハイムのワイナリーで職業訓練をラインヘッセンの首席として修了した。
その直後にもし3年で卒業したら父であるトーマスのワイナリーを継ぐという条件で、ガイゼンハイム大学でワイン醸造学を学び始めた。それと同時に家業であるワイナリーを本格的に手伝い、2014年からはワイン醸造の全ての工程を完全に引き継いだ。2017年に卒業予定のモリッツはワイン造りにおける、畑・地下貯蔵室・事務所でのこの多様な仕事は魅力的であり、ワインは美味しくて、とても素晴らしい製品だと語る。
この若いワイン醸造家の目指すものは、学業と同じくいつかトップのワインを造り、この素晴らしい地域を更に発展させる事。
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