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ダニエル アスム―ト醸造所

プファルツ地方バート・デュルクハイムにある個人経営の醸造所。創業は2009年。1981年生まれのダニエルはバート・デュルクハイムのヴェーゲナー醸造所、ダイデスハイムのライヒスラート・フォン・ブール醸造所で修業をした後、エラーシュタットのマルクス・シュナイダー醸造所、ヴァッヘンハイムのユルゲン・ツィマーマン醸造所で働いた。その後独立し、何も無いところから初めて、2,200平方メートルの土地(サッカー場の約半分の大きさ)で最初のぶどうを栽培し、500本のリースリングを生産した。初めから環境保護に大きな価値を置いた経営をし、2011年からはEUの認証方式※に適合するように更にエコロジカルなワインを目指した。
今日ではビオランド※の認証も受けている。主に辛口のリースリングを専門としているが、彼の造るドルンフェルダーとポルトギーザーは誰にも真似することが出来ない個性がある。少ない収穫量、厳選されたぶどうの手摘み、地下貯蔵室でのあらゆるワインを人工的に良くする手段を用いない事はダニエルにとっては当たり前のことである。古いもので1930年に植えられたぶどうの木もいまだに栽培されているぶどう畑はからは、斑砂統が風化した土壌のミネラルが豊富で、控えめではあるが中身の豊かなワインが造られている。


BIO-Wein DE-ÖKO-039 Deutsche Landwirtschaft
※ 2012年以前は、ぶどうの栽培段階にて有機的な手法を使っていれば、バイオロジックワインと名乗ることができた。
しかし2012年のEU委員会の規定により、醸造過程においてもできるだけ自然の味わいを生かすような作り方をしたワインを、バイオロジックワインと認証するようになった。使用可能な添加物に関しても細かく規定されている。


※ ビオランド(Bioland)は1971年に創設されたドイツ最大の有機農業協会である。生産者だけではなく加工業者もメンバーであり、ビオランドの基準によって検査され、品質が保証されている。ドイツにおける認知度および信頼度は高い。
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